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 SMAP・香取慎吾(32)が25日、東京・台場のフジテレビで同局開局50周年記念ドラマ「黒部の太陽」(3月21、22日後9・00)のクランクアップ会見を行った。

 富山県の黒部ダム建設に尽力した男たちを描いた、故石原裕次郎さんの代表作の、初のドラマ化。1958年2月25日は作中に登場する大町トンネルが貫通した日。51年後のこの日はあいにくの雨模様だったが香取は「きょうより、もっと足元が悪い中で撮影してました。どしゃぶりの雨の中という感じで、つらかったです」とちゃめっ気たっぷりにあいさつした。

 昨年10月から4カ月にもおよぶ撮影をやり遂げ「この時代にこの作品に参加でき、今の日本で放送されるのがうれしい」と充実感たっぷり。製作費は「連続ドラマ2クール分(約20話)ができる金額」(関係者)で、通常、ドラマ1話で製作費5000万円といわれており、10億円に上る超大作となる。

 香取も「現場にいたら、いたるところに大金が掛けられて。本当に不景気なのか、というぐらい」と満足げだった。

デイリースポーツ 

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