jpkamep

　ＳＭＡＰ中居正広（３６）が“丸刈りのススメ”を説いた。頭を刈り上げた姿が話題の主演映画「私は貝になりたい」（２２日公開、福沢克雄監督）の試写会イベントが９日、都内で行われ、「ＢＯＵＺ（坊主）試写会」として丸刈りの観客を多数招待。中居は、刈り上げを希望する３人に直接バリカンを入れ、「見た目が精かんになるし、さっぱりするし、清潔感もある。シャンプー代も節約できる」と丸刈りのお得感を強調した。

　同映画が６月にクランクアップして以来、約５カ月。「髪は４センチぐらいまで伸びてきましたけど、まだ皆さんにお見せする感じじゃないので」。自身の丸刈り姿は過去のものになりつつあるが、この日は役柄の理容店主に戻った。長髪男性の頭にバリカンを滑らせながら、「遠慮なく、ドンドン…。いい感じに…。なぜ潔く行けるんだろう」と笑顔を見せた。
　劇中では、中居が妻役の仲間由紀恵（２９）に丸刈りにしてもらうシーンがある。「スタッフに『痛くなかった？』って聞かれて『気持ち良かった』って答えたけど、本当はすごく痛かった」。痛みに耐えた役作りが実り、この日のイベントにつながった。全国の丸刈りの人を元気づけたとしてこの日、北京五輪柔道金メダリストの石井慧（２１）に第１回ベストボージスト賞を授与した。

　また、丸刈り頭の大人は「ＢＯＵＺ割引」として、同映画を１０００円で鑑賞できることも発表された。丸刈りか、それに準じるヘアスタイルならばＯＫで、その基準は各劇場に委ねるという。「そんな映画、他にありますか？　全国的に同じ割引なの？」。丸刈りブームの火付け役が、一番驚いていた。